2004年7月23日

オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―

「オブジェクトは内部に処理パターンとデータ構造を持ったものである。」と言うような荒い理解から抜け出して行くには、本書はかなりの良書であると考える。

特に、BASICから入ってアセンブラやCでごりごりコーディングしていたような、
つまりハードウエアアーキテクチャもソフトウエアの基本動作原理も、
コーディングの基礎もしっかりしているベテランエンジニアなのだが、
「最近の新しい流れはわからんなぁ。」「取っつきにくいなオブジェクト指向」と
感じている方にお勧めする。

#私がそうだったり(^^;

現実世界に置き換えた謎の例え話を使わずに、
オブジェクト指向ではコーディングベースでどう書くのかを丁寧に説明している。

プログラミングの進化の歴史を疑似体験させてくれるようで、(基本が出来ている・染みついている人ほど)分かりやすい(と思う)。

#生まれたときからオブジェクト指向の言語がある若い世代には、
#このパラダイムシフトを乗り越える苦しみは分からないかなぁ(^^;

また、最近のソフトウエア技術動向関連として、UML、GoFパターン、RUP、XP、アジャイルなどについても本書末の方でさらっと触れている。

300ページほどあるが、それほど時間も要せずに読めると思う。

投稿者 his : 2004年7月23日 23:36
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